高血圧外来

内科

高血圧の原因

   普段、人間の心臓は、1日約10万回拍動します。その心臓が1回1回拍動するたびに、全身の血管に血液が流れてくることにより、血管に圧力が加わります。それが「血圧」です。この血圧が高くなり、長年放置すると、血管への負担は、相当なものとなります。その結果起こる変化が、動脈硬化による血管の詰まり(心筋梗塞や脳梗塞)や破綻(くも膜下出血)です。これらの病気は、前兆なく突然起こるものなので、前日までは至って健康です。しかし、これらのほとんどは、高血圧の放置によるものなのです。

   高血圧の原因の90%は、遺伝的な要素(親、兄弟が高血圧)と環境因子(肥満や塩分過多、運動不足)が組み合わさって発症した「本態性高血圧」です。特に、環境因子のコントロールが、高血圧の治療では重要になってきます。そねクリニック丸の内では、これらの環境因子を客観的に評価し、治療に結びつけています。

~高血圧のトータルケアを目指して~

   「血圧の薬は、飲み始めたら、一生飲まなければいけない」といいますが、そんなことはありません。環境因子をコントロールすることにより、一度始めた薬を中止することも可能なのです。高血圧の要因は一人一人違うのです。

高血圧治療で重要なのは、「薬を飲んでいれば、後は大丈夫」ということではないということです。高血圧が、その人の血管や心臓に、どれだけ影響を及ぼしているのかを見極めることが大事なのです。つまり、動脈硬化につながってないかを経時的に検査することが必要となってきます。そねクリニック丸の内の高血圧外来では、血圧の薬を飲んで安心するのではなく、できるだけ生活習慣の改善で高血圧を克服し、さらに、高血圧がもたらす血管や心臓の負担をしっかり観察し、病気を作らない、いわゆる高血圧のトータルケアを目指していますので、高血圧でご心配な方は、そねクリニック丸の内の高血圧外来にご相談ください。

高血圧に必要な検査

1)尿中ナトリウム濃度による推定塩分摂取量

普段の塩分摂取量を尿中のナトリウム濃度(塩分濃度)から推定します。

2)CABI・ABI

血管年齢を測定します。

3)頸動脈エコー

全身の血管の動脈硬化の指標となる頸動脈に超音波を当てることにより、テレビ画面に血管の断面図を写しだして観察します。現在の動脈硬化の度合いを映像で確認できます。心筋梗塞や脳梗塞のリスクの指標にもなります。

4)心臓エコー

高血圧が、心臓にかけている負担(心臓の力や弁膜症)を調べます。